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主に広島県で蝶の撮影をしています

100516 ベニシジミに縁毛幻光を求めて

benisijimi100516-1

 今日は、我が家の庭で のんびりと ベニシジミと遊んでもらったのである。
コツバメで写した 縁毛幻光(http://benisijimi.blog36.fc2.com/blog-date-20100502.html)を、ベニシジミの背に写したいと思って。
ベニシジミの背に、ブルーの幻光。これを是非撮りたい。
ただ、結論から言うと、コツバメほどの綺麗な帯状の縁毛幻光は 今回は無理であった。
散発的な幻光は出せたので、条件次第ではどうにか なりそうな感触は得た。

 右前翅先端部分に青、左前翅に赤い光が遊んでいる。
バックの紫は、シランである。
我が家の庭にはシランがはえている。
毎年眼を慰めてもらうのであるが、今年は開花が遅く、しかも花数がかなり減っている。

いずれの写真もクリックで拡大できます。






 下、今日お付き合いいただいたベニシジミ嬢。
たぶん、メスかなと思うんですがどうでしょうか?
順光での撮影。順光はこれ一枚しか撮っていなかった。
縁毛がかなりくたびれており、一抹の不安がよぎる。

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 右前翅前縁に赤、反対側に、黄、緑、青、が欲目で見える。(クリックで拡大して鑑賞してください。)
ちなみに、吸水(吸汁?)しています。

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 下写真、左前翅にも赤っぽさが出ている。
角度が微妙に変わると、発色がかわってくる。
(この程度で幻光と呼んでいいのかどうか、疑問のあるところであるが。)

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 下写真。
 なんとなく葉っぱにとまっている様に見えるが、実は緻密な計算が なされているのである。
シランをバックにして、写真写りがいいように、ちゃんとバックを考えてくれているのである。
というのは冗談で、
ホントは、やっぱりバックを意識しているのである。
つまり、太陽光を。
彼女の影に注目。
完全にまっすぐに太陽光を背負っている。
彼女はやはり、バックを意識しているのであった。
やはり彼女は生まれながらのモデルであった。常に写真写りを気にして振る舞っているのである。
さすがに日本産蝶類でナンバーワンの美しさを持つ(と私は思っている)彼女である。


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 ここで、面白い実験を一つ。
彼女と、太陽の間に遮断物を入れると、彼女はモデルとして どう振る舞うでしょうか?
つまり太陽光を減弱させるとどうなる?
答えは、次の写真。

 私の左手で太陽光を遮断すると、
彼女は、翅を開いた。
(日陰になったので、当然、暗い写真になりました。)

 やはり彼女は生まれながらの女優であった。
スポットライトを沢山浴びたいのだ。

というのは冗談で、本当の理由は、.....。
太陽の輻射熱を さらに多く得るために 開翅したのであった。たぶん。
光量、輻射熱の多寡で、開翅を調整するのである。
body baskingから、acute baskingヘ。たぶん。
じゃ、なぜ、最初から開いていなかったかって?それは彼女に聞いてみないと分からない。
大きく開くと 吸収熱が多すぎるので、閉じ加減にしていたってことかな?たぶん。

benisijimi100516-6


 ちなみに、質問。
二つ前の写真の状態で、太陽光を手で遮ったら、彼女は翅を開きました。
二つ前の写真をよくご覧下さい。実は彼女は、すでに翅を少し広げています。
体躯の幅に広げています。この開翅状態でじっとしていました。

 では、翅を完全に閉じている時に、同じような実験をしたら、彼女ははたして、翅を広げるか、それとも?
チャンスがあったら、試してみてください。

 ラスト。
シランの紫をとばしてみた。
こっちの方が雰囲気があるかな。

benisijimi100516-7
 
 葉っぱの縁に、虹色の光がある。この写真のベニシジミの縁毛幻光は(僅かにしか出ていませんが)、これと同じ原理のものかな?
もしかすると、吸水の時の幻光とは、違う種類のものかもしれない、という気がしてきた。
どうなんでしょうか?








  1. 2010/05/16(日) 19:43:28|
  2. 未分類
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  4. | コメント:2
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コメント

こんにちは

この春、ベニシジミもこちらでは遅れ気味だったらしく、先月はほとんど見られずに今月に入ってからようやく目にするようになりました。
このチョウもよく観察すると様々な発見がありそうですね。ただ、何となく「いつでも会えるから」と真面目に観察していない気がして、ちょっと反省してしまいました。
ちなみに、うちでもシランを植えていますが、まだ固い蕾です。
  1. 2010/05/19(水) 13:37:19 |
  2. URL |
  3. ぐみ #/0w90kGg
  4. [ 編集]

ぐみさん、コメント有り難うございます。

 このところアレルギー症状がでて、仕事や疲れがたまっているのもあって、近場でぼちぼちしています。究極の近場、自宅の庭での撮影ですが、こういうときにベニシジミはいい遊び相手です。
 それにしても、今月に入って、やっとベニシジミが出現、そしてシランがまだ堅いつぼみ、というのも、季節のずれを感じます。日本が南北に長い、っていうのを納得です。
  1. 2010/05/20(木) 11:07:07 |
  2. URL |
  3. べにしじみこむ #-
  4. [ 編集]

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