べにしじみこむ の蝶ブログ へようこそ

主に広島県で蝶の撮影をしています

091012 海辺にて



 今日は、とある海辺にて、蝶を追った。
目的の蝶もあったのであるが、普通種を十分堪能した一日であった。

ヤマトシジミ、ルリシジミ、(ヤクシマルリシジミに訂正いたします。)そして、ウラナミシジミを堪能できた。

 偶然ではあるが、ウラナミシジミが、空中で180度方向転換するシーンも、ハイスピードムービーで撮れた。(上の動画、CASIO EXILIM EX-F1、1200fps)
 吸水中の個体を、指で突いて飛ばせた。
あまり遠くに行きたくなかったのか、一応飛びたったのであるが、すぐ戻ってきたのである。左右の翅の動きが面白い。
なるほど、こうやって方向転換するのか。




(すべての写真は、クリックで大きくなります。)

 まずは、超普通種のヤマトシジミから。
翅表の青をうまく出したかった。
青が浮いて撮れた。
こういう場合は、いつもと違って、被写界深度がもっと深いと嬉しいと思う。
まあ、二兎は追えない。

yamato091012-1

 下写真、本日の一番のお気に入り。
風雪に耐え、飛び古したヤマトシジミの♀。
雪というのは無いが、海風には充分あたったであろう。
飛び古した翅に、陽が優しくあたり、赤、緑、紫などが発色している。

yamato091012-2

 産卵。 
海岸の岩の間に生えているカタバミへ。
既に産付されている卵も認められる。

yamato091012-3

 次、右側の翅にやや問題がある個体。飛翔には問題なさそうだった。

yamato091012-4

 ルリシジミ、♀
ヤクシマルリシジミではないか?っていう指摘を頂いております。
そういわれればそうかな?って思ってきました。
皆様のご意見を頂けると幸です。

10/16 訂正。たぶん、ヤクシマルリシジミではないか、と思われますので、訂正させていただきます。大変申し訳ありませんでした。間違ってしまったけど、新産地発見です。(私的に))

ruri091012-1

 産卵

ruri091012-2



 次は、ウラナミシジミ
今日はウラナミシジミを堪能した。

カニの死骸にとまって、口吻を伸ばす。
波打ち際からかなり離れた潮だまりにて。
以下5枚の写真、同じ個体です。

uranami091012-1

岩で口吻を伸ばす。

uranami091012-2

uranami091012-3

 吸水の合間に、一度だけ、少し翅を開いてくれた。
本種の繊細な毛を撮影したいと、前々から思っていたのだが。
とりあえずある程度撮れた。
もっとひろげてくれないかなあ。

uranami091012-4

 吸水中、ハイスピードムービーを撮影するため飛びたたせようと指で突いたら、なぜか指にのってきた。
 空と海の青を背景に記念撮影。

uranami091012-7

 飛びたちのハイスピードムービー、1200fps



 隣の岩へジャンプ。
前脚、後脚をまず動かして、準備運動
たぶん、脚のバネで飛びたっていると思う。その後、翅を開閉。
1200fpsなので、かなりのスピードで脚を動かしている。



 下、訪花。

uranami091012-6

 光のあたり具合で、微妙に翅の表情が変わって楽しい。

uranami091012-5


 交尾。
♂が、交尾器をしきりに動かしていた。
一対のかぎ爪?みたいなところ。valva?把握器?
上下の写真を見比べると、よくわかります。
(すべての写真はクリックで拡大されます。)
なるほど、こうやってくっついているのか?

uranami091012-8
uranami091012-9


 次は、普通のムービー。ハイスピードムービーではありません。
♀が、結合部をしきりに気にして(?)脚で触っている。
ムービーをよく見るとわかります。

なぜ?どういう意味がある?
かつて、ツマグロヒョウモンで、やはり♀が、結合部を脚で蹴って、結合を解こうとしていた(と私には見えた)連続写真を撮影したことがあるが、今回も、もしかしていやがってる?のかな。わからないけど。




 ウラギンシジミ、吸水
波打ち際まで、すぐそこ。波しぶきがカメラにかからないよう、祈りながら撮影しました。
つまり、海水を吸っている。

uragin091012





 最後、本日のメインイベントになるはずだった種。
わずかワンシーンのみのシャッターチャンス。
満足に写ってないが、とりあえず、撮れて完敗は避けた。

 崖の下から、それらしき姿を確認。
ある程度降りてきたところで、今度は私が登っていった。

これ以上は近づけず、これ以外の撮影角度も得られず。
岩にへばりついていたので(私が)、思うようなアングルなどとてもとても。
崖から落ちないよう気をつけながら。

kurotu091012










  1. 2009/10/12(月) 23:26:11|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6
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コメント

クロツバメシジミ

最後の本命のクロツバメシジミの写真、前翅にブルーが強烈ですね。
ベタな写真を見たかった、そんな個体ではないでしょうか。
  1. 2009/10/13(火) 15:09:15 |
  2. URL |
  3. 田舎 太郎 #HfMzn2gY
  4. [ 編集]

ウラナミシジミ飛翔

ウラナミシジミの飛翔、綺麗ですねぇ。ビロードのように光る様が美しいです。
私が今まで見たルリシジミの産卵は、マメ科へのものばかりでしたので、上の写真(バラの類?)は、ちょっと新鮮に見えます。
  1. 2009/10/14(水) 00:42:07 |
  2. URL |
  3. ぐみ #/0w90kGg
  4. [ 編集]

田舎 太郎さん、ようこそ

田舎 太郎さん、コメントありがとうございます。
本命の写真がうまくとれませんでした。場所柄、難しいかな、と思っています。海風のある崖での撮影は、難しいです。翅表での光の反射をいずれ撮りたいと考えています。
  1. 2009/10/14(水) 20:17:53 |
  2. URL |
  3. べにしじみこむ #-
  4. [ 編集]

ぐみさん、ようこそ

ぐみさん、コメント有難うございます。
ウラナミシジミは、確かにビロードのような翅表が魅力的です。YouTubeにアップロードすると、画質が落ちますが、それでもまあまあの臨場感が撮れたと思います。もっと綺麗に撮りたいですけど。工夫の余地有り。
 ルリシジミは、食草がかなり広範囲にわたっている蝶ですが、仰るように、これはバラの類だと思います。海岸沿いの岩の間にはえている種類です。
  1. 2009/10/14(水) 20:26:13 |
  2. URL |
  3. べにしじみこむ #-
  4. [ 編集]

ウラナミシジミの方向転換は貴重な映像ですね。
あの狭い空間で見事にとらえられています。
交尾は動いているのが♀なんですね。
ウラギンの海水吸水も初めて見ました。
クロツに勝る成果、堪能させてもらいました。
  1. 2009/10/15(木) 09:04:20 |
  2. URL |
  3. grassmonblue #u3MRTyDc
  4. [ 編集]

grassmonblueさん、ようこそ

grassmonblueさん、コメント有難うございます。
ハイスピードムービーは、意外な物を見せてくれるので、楽しいです。なかなかうまく撮れませんけど。
 交尾の普通のムービーで、脚を動かしているのが、メスと思われます。たぶん。もう一回、確認してみます。
 動画は、YouTubeにアップロードしたのを、ブログで公開する形にしていますが、YouTubeにアップロードすると、画質が結構落ちてしまいます。確かに、この場合は、どっちがメスか、はっきりとわかるようにした方がいいと思いますので、いずれ、ホームページの方で、もっと高画質の物をアップしたいと考えています。(可能であれば)
 それと、ルリシジミ、ってしていた種が、どうもヤクシマルリシジミのようです。お詫び申し上げます。
  1. 2009/10/16(金) 08:52:11 |
  2. URL |
  3. べにしじみこむ #-
  4. [ 編集]

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