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主に広島県で蝶の撮影をしています

090716ゼフィルスを求めて その2

090716-1
(今日は脚フェチしてみました。脚のブルーを求めて、遠征してきました。)

 
 このところ雨が多く、私が休みの日は、天気がいまいちである。
土砂降りなら綺麗に諦めるのであるが、中途半端な天気の悪さは、どうしようか迷うのである。蝶撮にいこうかどうか。
昨晩、天気予報を調べたら、どうも今日は一日、小雨の予想であった。
撮りたい種類がいたのであるが、実はある意味、小雨はラッキーかな、と思い、その種を求めて、高速道路に乗ったのである。

 基本は曇天と小雨。時々、まあまあの雨。
小雨の中、長竿でぺしぺししていくのである。
雨脚が強くなると、カメラをリュックにしまい、傘をさす。
傘をさしながら長竿を振りまわす様は、我ながら、いったい何をしているんだろう、と思ってしまうのである。
 小雨の時は、降りてくれる確率が高くなると私は信じているのである。
土砂降りの時はどうか、私は知らない。
さすがに、土砂降りの時にビーティングしたことはないのである。その意味もないと思うが。
 雨降りの時の欠点。
 1 濡れる(服)
 2 カメラが濡れないように注意が必要(衣服より、こっちが気になる)
 3 湿気が多いので、撮影時、めがねが曇ってしまう。そもそも、めがねに雨滴がつくので、視界不良となる。
実は、この3がやっかいなのであるが、それを覚悟で、今日は小雨のなか、ペシペシしていったのである。


 本日初の飛び出し。
ミズイロオナガシジミ
恥ずかしがり屋で、草むらの奥深くに隠れてしまった。

090716-3



 おっと、赤いのが出たぞ。と思ったら、ウラナミアカシジミ
最近、赤系統が減ってきたように思う。以前は、また、赤いのか、と見向きもしていなかったのに、最近は、もしや、と追っかけるのである。時の変化を感じるのである。

090716-4



 次(下)、ウスイロオナガシジミ
尾状突起、一本欠損。中脚が一本欠損か。

 ビーティングしながら、ふと思った。
飛び出してきて、下に降りるか否かは、時間、温度によるとされているが、もう一つの要素として、ビックリの度合いが大きく左右しているのではないか?
例えば、ぐっすり寝ているときにたたかれると、対応のしようがないので、落ちるのみ。そして、昼間でも、衝撃が強ければ、怪我をする程度の(脚がとれる、翅が傷つく)衝撃であれば、降りてくる、というか、落ちてくるのでは無いかと、ふと思ったのである。
 あんまり、いいことしてないよなあ、乱暴だよなあ、葉っぱも落ちるし。
と思いつつも、ビーティングを続ける私であった。

090716-5



 今日の目的のfavoniusの一つ。
ハヤシミドリシジミ(メス)。まだまだ綺麗。
ちなみに、もう一つの目的のfavoniusは、今日は撮影できなかった。

090716-2



 ハヤシミドリシジミ(オス)
さすがにオスは、飛び古している。
運良く、活性の低い個体だったので、脚フェチの対象とさせてもらった。
脚の写真を撮りまくったのである。
ほんとはメスのほうがよかったんだけど(???)。

 下写真。ビックリして下草にとまった直後。

090716-6

 なぜか、飛ばずにゆっくりと、葉っぱを上がっていったのである。
よっこいしょっと。
頭部、脚部のアップ。(下の写真です。)

 先日、ジョウザンミドリシジミの写真を撮影したのであるが、意外に、脚、胴体の毛が、美しくブルーに発色していた。(リンクあります)過去、撮影していた写真を見返してみると、確かに、この部分がブルーに写っている物があった。いままで意識したことがなかったのであるが、結構綺麗なんだ、と思ったのである。そこで、今回、他のゼフィルスでも脚が綺麗なブルーに発色するのかどうか、確かめたかったのである。

 やはり、脚部は青く発色している。脚の周りの毛、等も青い。
(拡大するとよくわかります。全ての写真は、クリックで拡大されます。)

 脚表面に、青い鱗粉?鱗毛?(なんて言うんでしょうか?)が有るようだ。それは、跗節より𦙾節、𦙾節より腿節に多いようだ。つまり、脚の体幹に近い部分ほど、より青く発色している。
毛の発色はなぜだろうか?私の使っているカメラ、レンズ、現像ソフト、その使用法によるのかもしれない。

090716-7

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 触角は、白黒のまだら、と思っていたのだが、ただの白ではなく、やはりブルーっぽい。
先端の橙とうまくコンビネーション。(下写真)
眼玉に密生している毛も、前側は、ブルーに発色している。これは、毛自体の色?それとも、反射?干渉?それとも?

090716-9

 正面から。

中脚の腿節(人で言えば、ももの部分?)が、綺麗な青で写っている。

090716-10

 下、補助光(ストロボ発光)すると、脚のみならず、眼の表面の毛、体毛の一部も綺麗な淡いブルーに発色している。触角の点々も、青だ。

090716-11


 下写真。今回お世話になった、ハヤシミドリシジミの全体像。
翅裏以外は、ブルーが基調かな。翅表のみならず。

この清楚な青と、触角先端の妖艶な橙が、ゼフィルスの気品を醸し出す。
例え、飛び古したゼフといえども。

090716-12



 本日最後の写真。(クリックして拡大して鑑賞して下さい。)
会心の作。
ちょっと凝ってみました。
葉っぱの緑をバックに、物想うハヤシミドリシジミ
わずかに見える翅表のマリンブルー、脚の淡いブルー、眼球に密生している毛と、その複雑な色合い、そして触角の橙が撮れた。

090716-13

  1. 2009/07/16(木) 23:39:07|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
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コメント

こんばんは。 先ずは雨のなかの努力とゼフの環境そしてハイレベルの撮影に感心します! 今年はアカシジミ2種も見そこねました。 ハヤシシジミ、まさに会心の作ですね、私でしたら即blogのプロフィール画像に使いますよ♪ 触角も脚も胴体も翅の色の一部の色が入りますが、それにしてもきれいなブルーですね~~!
  1. 2009/07/19(日) 19:36:25 |
  2. URL |
  3. Jーママ #L6L1d2IA
  4. [ 編集]

J-ママさん、こんばんは。

この日は、虫にさされて、じんましんが出てしまい、かゆいし、虫が気になるし、雨にぬれるし、汗だくになるし、で、さんざんでしたが、お気に入りの写真が撮れました。
  1. 2009/07/19(日) 20:53:54 |
  2. URL |
  3. べにしじみこむ #-
  4. [ 編集]

う~ん、気づいていませんでした。
足にも色が出てるんですね。おもしろい!
それにしても細かいところまで観察されているのがすばらしいです。
  1. 2009/07/21(火) 20:54:15 |
  2. URL |
  3. mii #fQ14xMsw
  4. [ 編集]

miiさん、こんにちは

同じような理由から、クロミドリの接写をしてみたいと思っています。ただ、遭うことさえ難しいので、いつになることやら。できれば、地元で出会いたいですよね。
  1. 2009/07/22(水) 12:22:42 |
  2. URL |
  3. べにしじみこむ #-
  4. [ 編集]

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