べにしじみこむ の蝶ブログ へようこそ

主に広島県で蝶の撮影をしています

クロヒカゲモドキ

 飛型が三角形になっていると、スピード感が感じられてなかなかよろしいと思うのですが、いかがでしょうか。
そのためには前翅頂が尖って写らないといけませんが、これは角度次第。
偶然に期待するしかないです。 

 今夏はオリンピックもあり、一流アスリート達の数々の躍動的な写真を拝見しましたが、例えば体操選手の写真であれば、つま先まで、あるいは指先まで、びしっと緊張感が出ている写真が、やはり迫力がありました。
蝶の飛び姿で言えば、前翅頂のキレ、あるいは尾端が反りあがっていると、迫力がでるように思います。
 体操競技のように、動き回るところ、フィニッシュの場所、が決まっていれば蝶の飛翔写真も簡単に撮影出来ると思いますが、彼らの動きは予測できず、時々ヒトをおちょくるような動きもしますので、なかなか手強い撮影対象です。

20160812-DSC_4776-Edit


 今夏は数個体の撮影が出来ましたが、本個体は後翅両側に特徴的な欠けがありましたので、個体識別が可能であったものです。右にも左にも欠けが有ると、個体識別が容易となります。
この個体は、他個体よりも遅れてテリはりを開始する特徴がありました。(テリはりを開始する時間、と言うのはだいたい決まっていますよね?)

 ゼフィルスでは種によって時間差で棲み分けをしていると言われていますが、同種内でも、もしかすると、時間をずらすことで、テリはりの空間をシェアしているのかも?と考えさせられた個体です。

 占有行動中に認められる、回転飛翔(卍巴飛翔)、追飛、等は、一見、闘争のように見えますが、その本質は、分配、あるいは共有するための戦略ではないか?と考えています。(現時点では、です。ただ、これでは説明できないこともある。)
メスと間違って追っている、とも言われていますが、例えば、本種のように明らかな(ヒトでも感じられるほどの強い)匂いを持ち(フェロモン)、しかもオスとメスで飛び方が違うような種が、誤認で回転飛翔をし、延々と追飛(追尾)をするでしょうか?そこまで彼らはお馬鹿さんなのでしょうか?
しかも途中で鬼ごっこの鬼と子が入れ替わることもありますが、誤認説でこれが説明できるでしょうか?

 この個体は、空色 3景(http://benisijimi.blog36.fc2.com/blog-entry-583.html)
の三枚の写真の真ん中の個体です。撮影日は違います。
また、三つ巴(http://benisijimi.blog36.fc2.com/blog-entry-581.html)
で、右上に登場している固体です。
 今シーズン、最も撮影枚数が多く、時間的にも長く付き合って頂いた個体です(まだシーズン終わってないけれども、たぶんそうなると思います)。
後ほど、数々の写真を供覧予定です。いつになる事やら?


2016年 夏   クロヒカゲモドキ 広島県にて撮影







  1. 2016/09/04(日) 22:26:08|
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