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主に広島県で蝶の撮影をしています

秋の日に その6

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 実質的にディスコンになってしまった、OLYMPUS E-SYSTEM
オリンパスのウェブサイトでは、E-5は既に販売終了しています(E-M1が一応、E-5の後継機と言うことになっています)。
 ZUIKO DIGITAL レンズは?まだ購入できるようです。いまだに新品を造っているのかどうかはわかりません。
在庫が捌けたらそれで終了、かもしれません。残念ですけども。
 今回は、その過去の遺物?になってしまった(かもしれない)レンズでの撮影です。

(写真はクリックで拡大されます。大画面でおもいっきりブラウザーを広げていなければ、もう一回クリックで更に拡大されます。ノイズ、ピント、ブレなどの諸問題も拡大されますが、雰囲気などは分かりやすいです。)




 兎にも角にも、このレンズ(ZUIKO DIGITAL ED 150mm F2.0)を使うときは緊張します。
写真を撮ってんだぞ、という緊張感が沸々と湧き上がってくるようなレンズです。
そういう意味でも、素晴らしいレンズであると思います。
手ぶれの確率が非常に高いし(いつも手持ちで撮っています。そもそもそこに問題があるかも。)、
極薄のピント面。
シャープなレンズだけに、失敗もシャープに写し出されてしまいます。

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 ZD150mmはオリンパスでも最高峰と謳われるレンズです。
ただ、使いこなしが非常に難しく、手ぶれ、ピント合わせとの戦いとなります。
さて、今回の写真で、眼がシャープに写し出されているのは何枚あるでしょうか?
勝率は?というより、失敗の確率は?と言った方がよいかも、というようなレンズです。

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ハッとする写り

このレンズだけでもフォーサーズの価値がある

何を撮影してもそのクリアさに驚かされる

その場の臨場感や空気感を感じることが出来る

これぞ、フォーサーズの逸品

すさまじい解像力と空気感がうっとりさせてくれる

等々と、素晴らしい評価が目白押しのレンズなのです(カカクコムのレビュー欄から引用させていただきました)。
が、その真価を発揮させる写真は、現実問題として、なかなか撮れません。

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 フォーサーズで150mm、35mm判換算で300mmともなれば、やはり手ぶれが恐ろしいです。
しかし、圧縮効果も得られ、状況により綺麗に背景も飛ばせますので、うまく使えば、美しい蝶のポートレートが撮れると思います。
もう少し最短撮影距離が短ければ、とも思います。
蝶を大きく写すことが出来ません。
なので、トリミングを考えての撮影、が多いです。

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 このところ、マイクロフォーサーズ規格での素晴らしいレンズが続々と発売されています。
ただ、未だ、この ZD 150mm F2.0を越えるレンズはでていないのでは無いでしょうか?
このレンズを越えて、初めて、マイクロフォーザーズが、規格として、フォーサーズを継げた、と言えるのかもしれませんが、ハードルは高そうです。
 来春発売(と噂されている)のサンヨンが、ZUIKO DIGITAL のサンニッパに何処まで肉薄できるか?あるいは越えられるか?がとりあえずの試金石であろうかと思います。無理かなあ?そもそもサンヨンとサンニッパを比べるのはフェアーじゃなさそうだし。
 オリンパスがF1.0クラスのレンズを開発中、との噂があるようですが、さて、どのようなレンズが出てくるのか、楽しみです。ばかでかくなってもいいから、キレのある、ハイスピードレンズを出して欲しいと思います。出来れば格安で。
ZUIKO DIGITALの、SHG(スーパーハイグレード)クラスのレンズを期待しています。

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 ちなみに、本レンズのフィルターサイズは、82mm、最短撮影距離が1.4m、最大倍率が0.13倍(35mm判換算 0.26倍相当)、1465g。
ニコンの新しいサンヨンは、フィルターサイズが77mm、最短撮影距離が1.4m、最大倍率が0.24倍、755g。
キャノンのサンヨンは、フィルターサイズが77mm、最短撮影距離が1.5m、最大倍率が0.24倍、1190g。

 ご存じの通り、オリンパスは(マイクロ)フォーサーズ規格なので、撮像画面サイズは、ニコンやキャノンより小さいです。が、なぜかフィルター径はオリンパスの方が大きめ、なおかつ重量もあります。
センサーサイズに比べて、相対的にレンズが大きい(他のメーカーやグレードのレンズと比べると)のが、SHGレンズの外観上の特徴ですが、写りを追求すると、どうしてもレンズが大きくなってしまうとのことです。
オリンパスの意気込みが感じられる素晴らしいレンズであると思います。

 本レンズの対抗馬は、ニコキャノのサンヨンではなく、サンニッパかもしれません(失礼、オリンパスのファンなので)。
 二大メーカーの、サンニッパを使ってみたいと思う今日この頃。私は触ったことさえありませんが、いずれも素晴らしい評価がなされているレンズです。
今回使用したレンズよりはるかに高額だし、メーカーの威信をかけたレンズであるはずなので、今回提示した写真より、はるかに写りがいいはずです。たぶん。フルサイズでサンニッパ、一度は使ってみたい組み合わせです。

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2015/11/03 東広島市にて撮影  キタキチョウ
E-M1 /
ZUIKO DIGITAL ED 150mm F2.0









  1. 2015/11/05(木) 23:55:13|
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秋の日に その5 ポートレートレンズで蝶を撮りたい

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 久しぶりの焦点距離。
かつて、OM90mmマクロを使っていた頃の感覚が蘇る。

 最後の一歩で逃げられる。寄っては、逃げられ、寄っては逃げられ、の繰り返し。
この駆け引きが楽しい。

(はじめにお断りしておきますが、今回提示の写真はすべて、トリミングしてあります。
最短撮影距離で撮影したとしても、nocticronでここまで大きくは写せません。
トリミングしているので、ある意味nocticronの魅力が薄れているかとも思います。周辺減光部分が取り去られていますので。)


(写真はクリックで拡大されます。大画面でおもいっきりブラウザーを広げていなければ、もう一回クリックで更に拡大されます。ノイズ、ピント、ブレなどの諸問題も拡大されますが、雰囲気などは分かりやすいです。)




 レンズの焦点距離には、例えば50mmであるとか、300mmであるとか、たいていの場合は、整数値が用いられていますが、何故か今回使用したレンズは、少数点以下の数字まであります。
よんじゅうにー てん ご 。
なんなんだコレは。
小数点以下の数値まで拘っているレンズってのは、比較的希では無いでしょうか?
そもそも何故42.5かというと、二倍にすると、85。
マイクロフォーサーズ規格のレンズだから、35mm版に換算すると42.5×2=85 というわけです。
れーてんご、に拘ったのでは無く、85mmの画角に拘った結果、小数点が出てきた、ということ。
85mm、ポートレートレンズってわけですね。

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 人の、特に女性のポートレート撮影では、この85mmという画角が、重宝されているようです。
広角に比べると、歪みが無く、背景の処理がしやすい。長玉に比べると、背景が飛びにくいので、立体感が出しやすい、そもそも人間の目で見た画角に近い、モデルさんとの距離感が適度にとれる、等という理由があるようです。
 では、蝶のポートレートでは、使用感はいかがでしょうか?

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 パナソニックは、このレンズ、LEICA DG NOCTICRON(ノクチクロン)42.5mm F1.2を、まさしく、ポートレート用のレンズとして、企画、販売しているようです。
美しいボケ味のあるポートレートを撮影したいとされるユーザーを想定、と企画を担当した方が述べられています。
 それにしても、パナソニック、かつてのナショナル、かつては家電製品を思い浮かべる企業でしたが、いまや立派な光学機器を市場に投入しています。このレンズも素晴らしいです。DxOMark Scoreは、オリンパスの75mmF1.8を抜いていますね。

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 さすがに蝶のポートレートと、人のポートレートは違うようです。(大きさが違いすぎる)
せっかくの開放絞りが1.2なので、極力開けた状態で撮影したいです。
ですが、蝶の撮影で絞り開放、っていうのはある意味、邪道かもしれません。
長玉で遠距離にいる蝶を撮影する場合であれば、相対的に被写界深度が深くなりますので、例えば600mmで絞り開放で撮影、もありうると思いますが、85mm程度の焦点距離のレンズで、しかも近接撮影の場合、絞り開放、あるいは多少絞った程度では、蝶の身体の大部分にピントを合わせる、というのはどだい無理な話(ハイスピードレンズで話しをしています)。そもそも、F1.2で、狙ったところへピントを持ってこれるか?という次元の話になってしまいます。今回も、歩止まりは、かなり悪い状況でした。弱気になって、ちょっとばかし絞ってしまう、ということもしばしばありました。
 そもそも、日当たりのよい花で吸蜜する蝶を、F1.2で撮ろうとすれば、1/8000秒のシャッタースピードでも露出オーバーになってしまい、やむなく絞ってしまう、という事がしばしばあります。おいおい、蝶の撮影で、NDフィルター使うって?、冗談でしょう?

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 85mmでF1.2といえば、キャノンに、EF85mm F1.2L があります。
が、残念な事に、最短撮影距離が、0.95m、最大撮影倍率が0.11倍です。
コレでは蝶は撮れにくいです。銀塩時代に、EF85mm F1.2Lの旧型(今となっては旧型ですが、購入時は新製品でした。50mmF1.0と一緒に出てきましたね。)を清水の舞台から飛び降りる覚悟で購入、噂通りにじゃじゃ馬でしたが、素晴らしいレンズでした。但し、そのレンズで蝶を撮影したことはありません。そもそも蝶をとろうと思って買ったレンズでは無かったし。似たような習性を持つ生き物ですが、蝶よりももっと大きい生物、具体的に言えば、ある種のメスを撮影するのが目的でした。無造作に近づくと逃げられる、言うことを聞かない、何を考えているのかわからない、が、魅力がある。
 とにかくピント合わせがシビアで、使いこなせなかった記憶があります。フィルムで使うのは、私には無理でした。今なら、デジタルの恩恵を受けられますので、使ってみると面白いのではないかと思っています。ただ、現在、キャノンのフルサイズを所有していないので、防湿庫の肥やしとなってしまっていますが、いずれそのレンズで蝶を撮ってやろうと企んでいます。もちろん、トリミング前提で、もちろん、大型のパピリオ狙いですけど。シジミは無理じゃないでしょうか。黒色アゲハこそ、ポートレート撮影の醍醐味が味わえるのではないかと思っています。フルサイズで思いっきりぼかして撮りたいと思っています。如何に妖艶さを出せるか?オリンパスで撮ると、空気が写りすぎて、かえって味気ないポートレートになりそうです。どなたか、EOS-1D X、貸していただけないでしょうか?
 キャノンの85mmF1.2に比べると、nocticronは、最短撮影距離が50cm、最大撮影倍率は35mm版換算で0.2倍です。
コレなら使えるかも、と思い、今回に至ったわけです。マイクロフォーサーズ規格ですし、同じF1.2でも、こちらの方がピントが合わせやすいと思いました。出来るだけボケて欲しい、でもボケればボケるほど、ピントが合わせにくい。近接撮影ではなおさら、ということで、同じ85mmF1.2でも、フルサイズのよりは、マイクロフォーサーズのほうが使いやすいと思われます。蝶撮影では。

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 私自身、かつての銀塩時代の蝶撮影では、マクロレンズの使用が圧倒的でした。
ところが、今シーズンを振り返ってみると、マクロレンズの使用は、圧倒的に少ないパーセンテージとなっています。
いまや第一選択はマクロレンズではありません。我ながら、信じられません。
カメラ、レンズの性能が、飛躍的によくなっていると言うことでしょうか。
来春早々には、オリンパスから、300mmF4が発売されるとの噂です。
35mm版換算で600mm相当ですが、最短撮影距離が、なんと1.5m程度との噂があります。
ホントであれば、蝶撮影にもってこいのレンズですね。まさに、蝶のポートレートを撮るためのレンズではないでしょうか?

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 さて、今回の7枚のうち、いったい、きちんと眼にピンが来ているのは、何枚でしょうか?
なかなか使いこなしの難しいレンズです。

 今回は、マイクロフォーサーズ規格の一方の雄、Panasonicのレンズを用いましたが、次回は、マイクロフォーサーズ規格の盟友、olympusのレンズで、同じ日に撮影した写真をアップする予定です。
もちろん、キタキチョウのポートレートです。150mm(35mm版換算300mm)、単焦点を使いました。
ズームレンズもいいですが、やはり単焦点は撮影が楽しいですね。


2015/11/03 東広島市にて撮影  キタキチョウ
E-M1 /
LEICA DG NOCTICRON 42.5/F1.2
いずれもトリミング有り














  1. 2015/11/03(火) 20:11:16|
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秋の日に その4

PB010005-2

(写真はクリックで拡大されます。大画面でおもいっきりブラウザーを広げていなければ、もう一回クリックで更に拡大されます。ノイズ、ピント、ブレなどの諸問題も拡大されますが、雰囲気などは分かりやすいです。)




2015/11/01  広島県にて撮影 ヤマトシジミ
E-M1 /
LEICA DG NOCTICRON 42.5/F1.2










  1. 2015/11/01(日) 13:24:53|
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