べにしじみこむ の蝶ブログ へようこそ

主に広島県で蝶の撮影をしています

110630 ウルトラマリンを赤く輝かせて

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 足下から、ゼフィルスが飛びたった。
   (すべての写真はクリックで拡大できます。)



 着地点を見極め、ゆっくり近づく。

開翅してくれればいいのだが、と思いつつも、条件が悪いので、真横から。
毛状鱗の発色を狙っていたら、
 
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 翅が透けてきた。
お、開翅してきたぞ。

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 急いで、なおかつゆっくりと、位置をかえる。
ウルトラマリンを撮影するために。
条件が悪い、というのは以下の如く。
本日唯一の、本種の開翅シーンであった。

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 表題の如く、発色を狙う。

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 赤、といってもいいのかなあ?
輝いているのは確かなんだけど。
本日一番の発色が次の写真。

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 ゼフィルスはかすみを食って生きていると聞いたことがある。
朝露(たぶん)を吸う。

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 本日は満足のいく開翅や卍巴飛翔は撮影できなかった。
次の機会に期待しつつ、その場を去った。
雷と雨に促されて。

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 2011/06/30 広島県にて撮影  ハヤシミドリシジミ











  1. 2011/06/30(木) 23:59:59|
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110623 梅雨の晴れ間に

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 天気予報では、一日曇り、ということであったが、 晴れ間が覗いた。

100mmマクロでは、せいぜいこの程度にしか写らない。頭上でテリ張り。




 今日、出会った蝶たち。
 
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 触角を、中脚でお手入れ。

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 本種は、やはり白く撮りたい。

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 葉っぱに変なとまり方している個体を発見。
光線の具合がうまくいったので、毛状鱗を発色させてみた。

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 ピントが合いません。まあ、そのうちに。

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2011/06/23 広島県にて撮影
ヒロオビミドリシジミ、クモガタヒョウモン、ウラギンシジミ、ウラゴマダラシジミ、ミズイロオナガシジミ、
ウラジロミドリシジミ、ヒロオビミドリシジミ











  1. 2011/06/23(木) 22:17:32|
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110622 ヒロオビ降臨

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2011/06/22 広島県にて撮影 ヒロオビミドリシジミ










  1. 2011/06/22(水) 13:58:34|
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110619 ゼフィルスを求めて

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 やっと、ゼフィルスが撮れた。




 このところ梅雨らしい梅雨で、かなりの曇天そして雨が続いている。たまに晴れることがあるが、そのときは私は仕事である。タイミングが悪い。
今日は日曜日、一日曇りという予報。雨さえ降らなければどうにかなるだろうと、ゼフィルスの撮影に行ったのである。時々、わずかに明るくなるが、どんよりとした曇天が基本で、結局、雨が降り出して退却したのであったが、何枚か撮れた。

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 私が先に見つけたのであるが、横取りされてしまった。残念。
お互いに運が悪いよなあ。私に驚いて飛びたたなければ、こうはならなかったかも。
なんとなく罪悪感を感じてしまったのである。
きらめくブルーを拝むことは出来たが。

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2011/06/19 広島県にて撮影 ヒロオビミドリシジミ、ウラゴマダラシジミ、ウラジロミドリシジミ










  1. 2011/06/19(日) 19:00:53|
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110615 蝶の身震い その2 ナミヒカゲ

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 早朝、雨の中、道路にたたずむナミヒカゲ





 雨の降る中、何故か道路にナミヒカゲがいた。
時期的に考えをそこまで及ぼす方がいらっしゃると思うので、敢えて述べるが、ビーティングに驚いて落ちてきたのではない。

見つけたときは翅を閉じていた。私が近寄っても逃げる気配なし。寒くて飛べないのか?
気温15度。やや肌寒い。私は長袖を着ており、いつもの如く袖をまくっていたのであるが、袖を伸ばしてもいいなと思うくらいであった。
近づいても逃げない。寒くて飛べないのかも。
見つけたときは翅を閉じていたのであるが、翅を半開し、身震い(vibration)をはじめた。
私はしゃがんで左手で傘を持ち、右手のみでデジタル一眼レフを構えて撮影。というわけで、手ぶれやピントに難あり。

 そして、ウォーミングアップ完了後、飛んで逃げていったのであった。


2011/06/16 5:48 広島県にて撮影 ナミヒカゲ(ヒカゲチョウ)


  1. 2011/06/16(木) 17:18:25|
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110609 少年時代の対称性の破れ

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 思い出のある蝶はいろいろあるが、かつて一番の衝撃を受けたチョウは、本種である。




 生物には、外見上、左右対称なものが多い。
ヒト、しかり。イヌ、ネコ、もそう。ほ乳類は、たぶん左右対称か。
ヒラメは違うか。巻き貝も、違うかな。カニで、左右のハサミの大きさが違うのを見たことがある。

 チョウの翅模様などは、私の知る限り、右翅と左翅は対称だと思う。少なくとも、日本産の蝶で左右の翅模様が違う種はいないんじゃないかと思っている。外国産については知らない。
 右と左と、違う色合いの翅を持つチョウなど、この世に存在しない、と思っていた。
ある時までは。

 話は私の小学生時分のことである。
私は図鑑を眺めるのが好きだった。動物図鑑、昆虫図鑑、魚介図鑑、その他諸々。
誕生日に何が欲しい?と尋ねられ、何々図鑑が欲しい、という子供だったのである。まあ、そのころは携帯型ゲームなんてなかったし。
 ある日、左右の翅が明らかに違うチョウを、とある図鑑(たぶん昆虫の生態図鑑?だったと思う。)で発見したのである。その種の生態写真(だったと思う)が載っていたのである。
その時の驚き、驚愕、動揺、混乱、衝撃、絶対とってやるぞ、という強い願望を覚えたのであった。
私は当時まだ、その蝶を見たことはなかったが、そんなに珍しい種では無いようであった。

 その蝶の名前は、
コムラサキ  であった。

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 それからしばらく、コムラサキにはなかなか縁がなかった。
後年、蝶を追うようになった時、コムラサキは普通種で、私の心の中では、まったくネットを振る対象から外れてしまっていた。
構造色、幻光、等の知識により、あのときの衝撃は、消されてしまったのである。
 あのとき、幻をみたのであった。

 コムラサキの左右の翅が色違いで見えることは、今ではもう知っている。光の当たり加減で。
具体的にどのような仕組みでそうなっているのかは知らないけど。
 でも、本種に逢うたびに、何故か思い出すのである、あの頃を。

 図鑑を見るたびに新しい知識がつき、衝撃を覚えていたあの頃。

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2011/06/09 広島県にて撮影 コムラサキ









  1. 2011/06/09(木) 23:30:48|
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110605 神の意匠 と 人の知恵

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 いったい、これは何色なのであろうか?
この模様は、何を現しているのであろうか?
そして本種の最も驚くべきは. . . . 。

豊かな自然と、それを感じた いにしえびとの 豊かな感性、そして生まれた豊かな名に感謝したい。




 もう二十年くらい前になる。
子供が生まれるということで、頭を悩ませたのである。
しまった、ではなくて、どういう名前にするか、ということで。
 家内の妊娠がわかってすぐに、本屋に駆け込んだ。子供の名付けの仕方、といった類の本を二冊買ったのである。一冊でもいいかなと思ったのであるが、子供の名前で けちってはいけないと思ったのである。
どういう漢字にするか、何画か、読みは問題ないか、語感はどうか?
一生背負っていける名前にしなければならない。親の責任は重大なのである。

 ということで、長男の名前を考えるのに非常に頭を悩ませたのであった。
それで子供の人生がかわるかもしれないし、下手な名付けをすると一生うらまれるかもしれないし、そもそも自分が後悔しないようにしたい、という思いがあった。
 一方、次男の名前は、あまり時間をかけなかった。どこの親もそうではないだろうか?別に手を抜いたというわけではない。ただ単に、初めての経験か、それともその次か、というだけのことである。何処の親もたぶん同じではないだろうか?

 ちなみに、長男が赤ちゃんの時の写真は腐るほど撮ったのであるが、次男の写真は、数えるほどしかない。
別に手を抜いたというわけではない。ただ単に、初めての経験か、それともその次か、というだけのことである。何処の親もたぶん同じではないだろうか?

 さて、チョウの名前にはいろいろある。
色彩や大きさ、模様から命名した物が多いようだ。
キチョウ、オオムラサキ、コムラサキ、モンシロチョウ、コミスジ、オオミスジ、等々。
 
 キチョウという名前は、これ以上ないほどシンプルで、かつ美しい名前であると私は思っていた。ところが、である。この近辺のキチョウは、いつのまにかキチョウでは無くなってしまったのである。これは大変だ。信じられない。この件に関しては以前記事にしているので、そちらを見ていただきたい。(リンクあります。)いい名前なのに、当地では使えないのだ。信じられない。勝手にしろ、嘘だろう、と思いたい。あれだけさんざん慣れ親しんだ名前なのに。
 
 メスアカムラサキ、?赤いの?紫なの?それとも赤紫?これは複雑怪奇な名前だ。前から思ってた。

 エルタテハ、シータテハなんてのもあるが、これは結構面白い命名と思う。模様の一部に文字を見つけ、それを名にしたそうだ。命名者の観察眼に敬服する。

 なかにはもっと洒落たのがある。
アゲハなんて言うのは語感からして洒落ていると思う。アゲハ、揚羽、あげは、で検索すると、チョウ意外の名前としても多く使われているのがわかる。ところで、なんで揚羽なのだろうか?吸蜜でホバリングしているときに、前翅を揚げているように見えるからか?
コツバメ、なんてのは素晴らしいとしか言いようがない。ツバメシジミ、は私だったら、もっとロマンチックな名前にしたかも。
ゴイシシジミ、ジャノメチョウなどは先人の豊かな発想のたまものである。
ヤマトシジミ、はどうして大和なのか、命名者に聞いてみたいと常々思っているのである。

 なになにモドキ、なんてのもある。クロヒカゲモドキ、ヒョウモンモドキ、キマダラモドキ、
似て非なるもの、といった意味だと思うが、かわいそうな名付けであると思う。
あんまり深く考えずに、とりあえず、似た物から名前を借りてきました。

 ところが、である。いったいどういう発想でこういう命名になったのか、と深く考え込み、その深遠な理由(もちろん想像であるが)に驚愕してしまうようなものもある。

 ヒオドシ
 スミナガシ

 これは凄い。

 緋縅にしろ、墨流しにしろ、恐るべき命名である。
これがチョウの名前であると解る人が、いったい世の中に何人いるであろうか?

 延々と無駄話をしてしまったが、今回、スミナガシに会いに行ったのであった。

 そもそも、いにしえびとは、どこから 墨流し を思い浮かべたのであろうか?
私が思うに、本種がテリトリーをはっているところを、下から見上げたときの印象ではないか?白黒のツートンカラーに見えるのである。

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 静かに翅をひろげ空間を見つめている。ただひたすら、飛翔物体を追いかける。
そこに山林修行を行う禅師の姿をみたのではないだろうか?
そこから墨、に考えが及んだのではないか?

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 しかるに、この禅師は、すべてを見通す深い藍色の眼と、なぜか深紅の舌を持つ。
轢死体を啜るにはこの深紅の舌はお似合いかもしれない。

 不可思議な色模様の翅。
そして深い眼とアンバランスな口吻。
 
 人知を越えた 神の意匠、それに 墨流しを思い起こした いにしえびとの感性、そしてそれを蝶の名とした勇気に 感謝する。

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 2011/06/05  広島県東広島市にて撮影  スミナガシ








  1. 2011/06/05(日) 23:17:24|
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110602 蝶の身震い コチャバネセセリのvibration

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 チョウの積極的な体温を上昇させる行動には二つが知られている。

一つは、よく見る日光浴。
そしてもう一つは、身震い(vibration,翅の振動)




 天気予報は曇り、時々雨。梅雨の典型的な予報。
クモガタヒョウモンを狙って、出撃したのであった。
早く撮らないと機会を失うと思ったのである。
見るからに雨が降りそうな気配ではあったが、少しでも晴れ間が出れば、と期待して。

 我々ほ乳類は、少々寒くても、動ける。もちろん、温度の程度もあるが、少なくともプラスの温度であれば、なんとかなる。手がかじかむということはあるが、身体が動けなくなることはない。
 ところが、蝶は、ある程度温度が下がると、とたんに見かけなくなるのである。寒くて動けなくなるようだ。
 
 低温で動けないと困るので、彼らは体温を上げるために、いろいろと工夫するのである。

 蝶が体温を上昇させる手段としてよく知られているのは、日光浴である。
太陽を背負って翅をひろげたり、太陽光を意識して身体を倒している様子は、しばしば観察出来る。

 では、もし、直射日光が無かったら、彼らはどうするのだろうか?

 ある種の蝶は、翅を高速にふるわせて、ウォーミングアップするのである。
筋肉運動による熱の発生で、体温を上昇させているといわれている。
身震い、と言うようであるが、翅震い、といった方が見た目をよく表現していると思う。

 常々、是非その様子を動画で撮りたいと思っていたのであるが、幸いなことに、本日やっとその機会に恵まれた。
デジタル一眼レフで動画を撮るのは今回が初めてであったこともあり、ピント、手ぶれなど非常に問題が多いが、ご勘弁を。手がかじかんで震えていたわけではない。
 次のムービー、二頭のコチャバネセセリが出演している。たぶん違う個体であると思う。
斜め横からの撮影、そして、後ろ後方からの撮影。
かなり高速に、小刻みに振動させているのがわかる。
この時の温度は、近くに置いていた車の温度計では18度。
曇天で、明瞭な影が出来ていないのがムービーでも判ると思う。


(2011/06/02 広島県にて撮影)

 雷が鳴った。
蝶も雷が怖いのだろうか?だから震えている?
暫くすると、土砂降りとなり、退却したのであった。
クモガタヒョウモンは?
遠くにどうにか撮れたのであったが、今日の一番の収穫は、このへたくそなビデオであった。
次はもっと綺麗に撮るぞ。
不思議な動かし方をしている様なので、ハイスピードムービーで撮影したら面白いかと思う。










  1. 2011/06/02(木) 16:42:16|
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