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主に広島県で蝶の撮影をしています

100624 森の宝石を求めて その1 サファイア編

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 本日は早朝より、ゼフィルスを追ったのである。久方ぶりに、天候に恵まれた。
数種類観察できたが、一番シャッターチャンスに恵まれたのは本種である。
朝露の中に 青く光り輝く翅を求めたのである。

(いずれの写真もクリックで拡大できます。拡大した方が、雰囲気などがよく分かると思います。)




 尾状突起が短く、白色が基調の裏面。
 綺麗な白い帯がないので、物足りないという意見もあるようであるが、これはこれで清楚な感じでよろしいかとも思う。
ゼフィルスの中では最も清楚な裏面を持つと私は思っている。

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 朝日に反応し、翅を少しずつひろげていく。

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 本日は数回、撮影のチャンスに恵まれた。 

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 朝日と朝露とブルーのコラボレーション。
前ボケと影が残念であるが、そうそう思い通りのシチュエーションは望めない。
後ろの小さな水滴に、ブルーが反射しているのが面白い。(拡大するとわかります。)

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 ゼフィルスは、翅を全開している側面観が、雰囲気があって私の好みである。
これはテリトリーを張っているところではないが、
前脚をあげ、真ん前を見据えている。
触角の彎曲がなめらかでうつくしいカーブを描いている。

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最後の写真。紫色が強く出た。
個体の特徴なのか、光の加減なのかは不明であるが、光の角度によってずいぶん色合いが変わってくるようだ。

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 本日撮影できたのは、オオミドリシジミ、ウラジロミドリシジミ(本種)、ヒロオビミドリシジミ、ダイセンシジミ、ミズイロオナガシジミ、であった。ヒロオビミドリシジミのオスは飛び古した感じがあったが、他は比較的綺麗な個体であった。
 いずれまたアップしたい。







  1. 2010/06/24(木) 18:46:16|
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100530 妖艶なる舞姫

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 黒色アゲハの写真を今年はまだ撮っていなかった。
運良く、クロアゲハの産卵行動に遭遇し、撮影の機会を得た。(2010/5/30)

 彼女は この角度からみるのが一番美しいのではないかと 私は思っている。
逆光であれば なおさらである。

(すべての写真はクリックで拡大されます。拡大した方が雰囲気などがよく分かると思います。欠点も拡大されますけど。)
 




 林道を進んでいると、なにやら向こうに黒色アゲハがゆったりと飛んでいた。
遠目にみた瞬間はジャコウかな?と思ったのであるが、クロアゲハであった。
しかも幸運なことに、メスであった。
前翅の翅脈が黒く浮き出ていて艶めかしいのである。

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 私は未だにクロアゲハとオナガアゲハの鑑別がいまいちなのであるが、たぶんクロアゲハ?
まあ、ある意味、どっちでもいいのである。
本質的な違いはない。
前翅と後翅の黒色の濃淡の違い、そして赤い半月状斑紋、これらをいかに撮るか。

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 下写真。後翅表面にかろうじて青が発色している。
この控えめな青をいかに綺麗に出せるか?難しい。
この青を主題に撮影したいとの希望があるのであるが、いまだ実現していない。

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 光の状態で全く違った表情を見せる。
逆光気味になると、後翅の半月状赤斑がさらに目立ち、陽光と供に、翅全体を赤っぽく染め出す。
黒い冷たいアゲハが、暖かい色合いに変身する。
 カラスアゲハやミヤマカラスアゲハに比べると、煌(きら)びやかさに欠ける。
が、艶(あで)やかで、艶(つや)っぽいと思うのであるが、どうでしょうか?
同じ漢字を思わず二つ並べてしまったのだ。

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 真横からのショットも撮りたかったのであるが、ピンぼけ。
薄っぺらい翅なんであるが、猛禽類の翼を彷彿とさせるのである。

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 下写真。
食草へ着地直前の母蝶。
着地といっても、翅を休めることはほとんど無いようだ。
せわしなく翅を動かし、むしろホバリングと言ってもいいかもしれない。

 逆光、木漏れ日、翅のブレ、この三点セットで黒色アゲハを撮ってみたいと前から思っていたのである。
シースルーができればさらによいと思っているのであるが、やっぱり無理かなあ。

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 下の写真。光と木漏れ日とブレのおかげで、どこからどこまでが翅の本来の模様か、分からなくなっている。
今回の一番のお気に入りの写真である。ブレてピンぼけだけど。
彼女の艶やかさが表現できただろうか?
妖艶なる黒引き振袖姿。

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 産卵行動中の母蝶
食草の周りを盛んに飛翔し、時々尾端を曲げて産卵行動をとる。

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 クロアゲハの魅力を再認識したのであった。








  1. 2010/06/02(水) 17:05:34|
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100530 トラ トラ トラ 三頭のトラフシジミ

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 ベニシジミに比べると、下唇鬚が小さい分、めりはりに欠ける顔貌である。
特に触角をぺたんとおろしている時など、その風貌と併せて、なにやら気が弱そうな気がするのである。
名前はトラなんであるが。

 で、本日はトラフシジミの青を求めてきたのであった。たぶんもうボロボロなんで縁毛幻光はあまり期待できないとしても、せめて翅表のブルーを拝みたいと思っていたのであった。今年は寅年だし。



 で、どこに行こうか。
まあ、どこにいっても、たぶんお目にかかれるのではないかと楽天的に考え、いったことのない林道を進んでみた。ナラガシワがないか、きょろきょろしながら。それも目的の一つなんであった。

 知らない林道を進むと、脇から黒色アゲハが飛びたった。路面の濡れたところで吸水していたようだ。
舞い戻ってくるまでそこで一休みしようと企んでいると、脇から小さな蝶が飛びたった。
あれ、まだいたんだ。
 近くにとまったところで、撮影。
トラフシジミだった。
 影に注目。
ほとんど太陽光をまっすぐに背中に浴びている。意識的に 影が最小になるように、すなわち輻射熱をあまり浴びずにすむように とまっているのか?
それとも偶然か?

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 もっと近づこうとすると、飛びたった。
今度は 先ほどより ながく飛んだ。といっても、20mくらいか。
撮影できるところにとまってくれ、と祈りながら追っかける。
道路脇の斜面にある比較的背の低い樹木にとまったようだ。
とまったところを推測しながら、斜面を登っていく。
苦労して斜面を登り、あたりをつけていた付近を探してみる。

 下からの撮影。影のみ。
先ほどと とまり方が違う。太陽光を浴びるようにとまっている。
影のできかたから考えると、いわゆる傾斜日光浴(lateral basking)ではないか。
本種は、開翅するdorsal basking, acute baskingと、開翅しないlateral baskingの両刀使いである。http://benisijimi.blog36.fc2.com/blog-entry-53.html
ある程度の飛翔で体温が低下したので、暖める必要があったのか?あくまでも勝手な推測であるが。

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 暫くみていると、態勢を代えた。影が小さくなってきた。
意識的に、輻射エネルギーの吸収を小さくしたのかも。

上から写せるように、 もう少し斜面を登る。
次の写真。影の出来方に注目。
もう充分暖まったのかも。あくまでも勝手な推測であるが。

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 写る方向を変えたかったので、枝をこちらに引き寄せる。 

 この翅の欠け方は、いったい何なんだろう。
いわゆるバードビークなのだろうか?
九死に一生を得たのだろうか。それともよくあることなのか。

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時々、口吻を出し、葉っぱをなめていた。

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 おもむろにこちらを向き、葉上を歩き、だんだん近づいてきた。
視線が合ってしまった。え?何しにくるの?
と思っていたら、小枝を持っている私の手にのっかってきたのである。

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 私の手で盛んに口吻を動かす。
なんかいいものついていましたか?

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 以下、
 時間を遡る。
本種の産卵行動、ギシギシへの。
2010/5/9   11時25分頃。東広島市にて。

 眼が見えなくて残念。
こういう欠け方もバードビーク?

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 下、おしりしか見えなくて残念、というより、おしりのみに拘ってみた。
翅の割れ目からおしりがニュッと出た感じ。ちょっとばかし肉感的に感じちゃいます。

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 ようやく眼が撮れた。でも、尾端が写ってないぞ。

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 風でゆらゆら揺れて、シャッターチャンスがなかなか無いのであった。
決定的瞬間は残念ながら撮れず。次回の宿題となった。
下、産卵の間にちょっと一休みしてます。

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 最後の写真。
2010/5/16  14時12分頃。東広島市、自宅庭にて。
我が家の庭には時々 本種が飛んでくる。
僅かに湿気っているかもしれない?と思われる地面にて吸水行動をとる。

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 開翅は、今春は撮れませんでした。
トラ、三頭の記録でした。







  1. 2010/06/01(火) 21:49:18|
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