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べにしじみこむ の蝶ブログ へようこそ

主に広島県で蝶の撮影をしています

2019年度の最高の一枚

DSC_2783
2019/05/26

 2019年も、沢山、蝶の写真を撮りました。種類は数えるほど。撮影種が年々減ってきているようです。
この蝶の、こういう場面を撮りたい、というのがあって、それを狙っています。

 今年度、一番印象に残ったのが、この一枚。
本種で、こういう状態で、こういう構図で撮りたい、と前々から考えていた理想に近づけた一枚です。
幾つか不満足な点もあるにはありますが、如何せん、蝶(と太陽)は、こちらの言うとおりにはポーズをとってくれないので、なかなか思った通りの100点、というのは無理なわけです。
はい、蝶Aさんは、ここ、蝶Bさんは、ここで停まっててね。太陽さんはじっとしてて下さい。風さんは、遠慮してね、雲さんは絶対に来ないでね、はい、チーズ、ベロ出して、なんて指図出来ればいいんですが、現実は、ただ待つだけ。
 この空間の隣の空間では、よくテリはりしますが、そこではこういう写真は撮れません。
まさにココに本種が入ってくれるのを、待っていたわけです。

 そして、もう一頭が流れてくるのを、息を潜めて待っていました。
その瞬間、渾身の力を込めてシャッターを押す。(気持ち的には、です。実際は、ちょっと押しただけ。)
ちょっと角度をミスれば、すべてがパーになるわけで、おまけにピンが来ているかどうかは運次第。
さらには、二頭の位置関係、蝶の態勢、口吻が写っているかどうかも運次第。
例えば、15分後に、全く同じ位置で同じように蝶達が舞ってくれたとしても、同じ写真は撮れません。
太陽の位置が変わっていますので。
蝶の写真は、特に飛び姿の写真は、ほぼ運が善し悪しを決めていると言っても過言ではないかと。
だからこそ、面白いんですが。

撮影後、画像を確認するのが、なんと恐ろしかったことか。

 これは、といったショットの時は、画像の確認が、ある意味、恐ろしいんですよね。
撮れてなかったらかなり落ち込むので。

 2020年度は、コレよりさらにブラッシュアップされた画像を撮りたいと(欲深く)狙っています。
蝶を太陽と重ねて(どちらか一方でも可)、そして、二頭の口吻の先端が接触している(三次元的にはズレていてもオーケー。完全な理想は、伸びた口吻が丁度太陽のど真ん中で接触している様に見える。二つの口吻の先端と太陽を重ねる。ただ、その場合、口吻が溶けて上手く写ってないかもしれない、といった不安があります。)、
その二頭は樹木と重ならず(今回は重なってしまった)青空がバック、しかもその青空は、画像全体で見れば、この写真と同じくらいの小さな比率、
林間の空間で舞っている、という雰囲気に満ちた写真、
そういうシーンを狙って、残念ながら崩れてしまった写真が、実はこの写真です。
でも、これが今年の最も印象に残る一枚となりました。
狙ったとおりには行かなかったとは言え、自分的には今年の最高傑作です。
こういうシーンに遭遇できたことを感謝します。
そもそも、回転飛翔に出会えずに退散することも少なからずあるわけですから。
興奮してシャッターが押せただけでも、御の字です。

 本年、弊ブログにお来しいただき、有り難うございました。
来年もよろしくお願いいたします。
来年度、皆様に幸多からんことを。














  1. 2019/12/31(火) 22:57:20|
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2019年ゴールデンウィーク

DSC_9872.jpg
2019/05/05 13:17:07

 今年のゴールデンウィークの主なターゲットは、この二種、それとアカタテハ、でした。
キアゲハも写っていますが、コレはおまけです。
 
両者、口吻は伸ばしていないことにご注意ください。
(閲覧状況に依存しますが、画像クリックで拡大します。もう一回クリックでさらに拡大します。)

アオバセセリ同士の絡みでは、かなりの確率で口吻を伸ばしますよね?
http://benisijimi.blog36.fc2.com/blog-entry-763.html

ではミヤマセセリ同士の絡みでは、いかがでしょうか?

 機会がありましたら、この二種の絡みについてさらに記事をアップする予定です。


 ちなみに、アカタテハ同士の絡みでは、口吻を露骨に伸ばすことはあまりないようです。

DSC_9484
2019/05/04 17:56:49









  1. 2019/12/30(月) 21:44:39|
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F1.2

 前回のマクロレンズ、ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macroでのf2.0での撮影では、ピント合わせに四苦八苦した。  
今回は、さらにF値の小さいレンズ(M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO)での写真である。

 蝶をF1.2で撮影するというのはあまりない、と思うのであるが、今回手持ちのF1.2のレンズで敢えて開放で撮影を楽しんだ。
人物を撮るときのF1.2と、蝶を撮るときのF1.2では、意味合いが全く違ってくる。勿論、人物撮影でのF1.2でも、被写界深度はかなり浅いのであるが、蝶の場合はいわゆる接写になるので、ますます薄くなってしまう。
極薄の被写界深度であり、面白い世界である。このレンズでは最大撮影倍率が35mm判換算で0.22倍相当なので、蝶も撮れないことはない。ボケの質と高い解像力の両立に徹底的にこだわったレンズとのことであるが(オリンパス曰く)、使いこなしが難しそう。
 人物のポートレート撮影などではボケ、を如何に使うかが、作品の評価に直結するが、蝶の撮影では、どちらかというとディープフォーカスが好まれる事が多いようで、深度合成なんかはその延長線だと思う。
蝶の四枚翅すべてを被写界深度内に納める、あるいは生息環境を撮るという名目でパンフォーカスにする、そのために絞った写真を多く拝見するが、極力ピントを合わせない写真も、また面白いのではないかと思い、今回はF1.2を使ってみた。

 最近、ニコンがとんでもないレンズを売り出した。
NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noct
最大撮影倍率は0.19倍なので、蝶も撮れないことはない。
ただし、受注生産で、100万オーバーなので、たぶん私がそのレンズで蝶を撮ることはない。
聞くところによると、予想を超える多くの注文があり過ぎて、受注を一時休止しているらしい。何処の世界の話なんだろうか?そのうちの何人が蝶を撮るためにノクトを買うのか?たぶん、一人いるかいないか?多分1人もいないだろうと予想する。そもそもニコンが想定している用途と違う。
どなたか、貸して頂けませんか?ボディーと一緒に。
フルサイズフォーマットのカメラで、F0.95で撮影するとどのような世界が得られるのだろうか?
たぶん、使いこなせないだろうと予測する。でも、使ってみたい。
そうそう、泥と蜘蛛の巣が若干ついた状態でお返しするようになるかもしれません。勿論、一生懸命清掃しますが、撮影中は蜘蛛の巣がついてると思う。
 
 ハイスピードレンズで開放で蝶を撮ると、雑然とした藪の中で蝶という主題が浮き上がったポートレートが撮影出来る、かもしれない。
だが、そもそも、開放で蝶を撮影出来る状況が、多分少ない。
日向の草原で花にとまった白蝶を撮ろうとすると、開放でとりたいのに、光量多すぎで絞らざるを得ない、といった笑えない状況が起こる。
運良く開放でシャッターが切れたとしても、何処にもピンが来てない?といった写真の量産となるだろうか。私の今までの経験で言えば。
あたかも、超広角で絞りを絞って高速連写して飛翔を撮るのと同じくらいの成功率ではないかとも思うのである。

PB100404

PB100449

PB100494


2019/11/10  広島県にて撮影 
OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO










  1. 2019/11/23(土) 18:02:47|
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ツマグロキチョウ 2019/11/10

 前回はマクロレンズで絞った写真を掲載したので、今回は、開放、f2.0での写真です。

PB100213

PB100289

PB100247

PB100384

PB100518



2019/11/10 広島県にて撮影
OM-D E-M1X / ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro









  1. 2019/11/17(日) 12:55:39|
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秋色 (といっても色を抜いていますが)

20191110-1

 久方ぶりの撮影
今日は撮影を楽しもうと、旧フォーサーズのレンズを持ち出した。
150f2とか、サンニッパとか。
久しぶりにマクロレンズも使った。
蝶を撮るのに、マクロレンズを久しぶりに使う、なんて言う時代が来るとは、たぶん二十年前は思わなかっただろう。
いや、十年前でも思ってなかったかも。
まあ、そんなことはどうでも良く、久しぶりにマクロレンズをマクロレンズの様に使ってみた。
翅の質感を出したいと思って。
であれば、順光、斜光狙いとなる。
開放で撮るならば、逆光が面白い種であろうか。
本種は、翅の立体感、質感、リアリズムを出す練習をするには絶好ではないかと。
色はどうでもいい。本種は、色を抜いてこその美しさがあると思う。(といいながらも、赤いツマグロキを見つけると、血眼になって追うのだが。)
題は秋色としました。

 最近はマイクロフォーサーズの40-150f2.8、あるいは300f4で蝶を撮る事が多いのであるが、それらでは、多分このような写真は撮れないのではないかと思う。
久しぶりにいわゆる、”接写”、マクロレンズらしい写真を狙ってみた。

 OM-D E-M1Xに、既に時代遅れとなった、旧システムのZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macroを装着した。
このレンズは、絞ると光のぼけが丸くならない事に眼をつむれば、写りに関して言えば、とても好きなマクロレンズである。
開放で撮れば、問題無いわけで。勿論この写真は開放では無い。
開放で撮るならば、ピントを何処に合わせるか、センスが問われるところである。
蝶の写真なら、眼に合わせるべし、と思った方は、多分マクロレンズを開放で使ったことが無いのではないかと。
この距離でマクロで接写すると、眼の、何処に合わせるか?が問題となる。そこに撮影者のセンスと技量が問われる。眼、も立体なんで、眼の全てを被写界深度内に納めるのは、無理なんですよね、開放では。
ある程度絞れば、眼、のかなりの部分にピントを持ってこれるので、そうなると、随分と気が楽なショットとなる。
この写真は気楽なショットです。
本レンズの欠点としては、オートフォーカスがのろまなことが以前より言われているが、まあそれは愛嬌である。

 一番好きなマクロレンズは、OM時代のZUIKO Auto-Macro 90mm F2であり、この50mm F2.0は、二番目となる。
一番二番が、いずれも旧システムと言うのはいったいどうなんだろうかと思うのであるが、好みなので仕方ない。
どっちもいまや中古市場でしか手に入らないレンズだが、前者の方が多分、後者より高価ではないかと思う。
古い方が新しい方より高価というのも、いかがな物か?
 ミラーレス時代になり、アダプタを介せば、かつてのマニュアルレンズも復活できるのが嬉しいところだ。
OM90f2を、SONYのフルサイズボディで使ってみたいと思う。
あのピント合わせのトルク感、何とも言えない。フォーサーズの50mm F2.0は、言いたくも無い程のカスである、マニュアルフォーカスの操作性は。だから二番目。
 マニュアルでピントを合わせる方が、写真を撮った、という満足感が遥かに高いと思う。その時のフォーカスリングの操作性、レンズを動かしてんだぞ、といった満足感は、写真撮影の醍醐味の一つでは無かろうかと思うのであるが、現代のオートフォーカスが当然、という時代にそのような事を言うのは憚られる訳である。iPHONEでも写真とれるだろ?といわれれば、そうかもしれないと思うのである。

 被写界深度が目一杯あるレンズで、適当に高速連写して、さて、それでいわゆる蝶の飛翔写真が撮れたとして、さてそれは、写真を撮ったと言えるのか?勿論良いシーンが写っていれば嬉しいのであるが、何か違う様な気もする今日この頃。写真を撮った、というのではなく、蝶を撮った、ということでしょうか。
極薄の紙の様な被写界深度で、レンズのトルクを手で感じながら、ファインダーでピントの山を感じながら撮影していた頃が懐かしくもある。
あの頃は、自身の五感で写真を撮っていた。今は、カメラの性能で写真を撮らされているようにも思う。
あの頃はろくな写真が撮れなかった。大抵がピント合わず、被写体ブレ、露出合わず、の量産だったが、とても楽しく写真を撮っていたように思う。
今は、機械が勝手にピントをがちピンに合わせてくれ、おまけに脅威の手ぶれ補正、露出も機械任せでどうにかなる、という時代。勿論、今も楽しく撮ってます。

 かつて私が蝶の撮影を始めた頃は、絞り開放(でないとシャッタースピードが稼げない)、勿論マニュアルフォーカス(一応オートフォーカスカメラも持っていたが、蝶のマクロ撮影では使い物にならなかった)、isoはせいぜい100か64(勿論フィルムです。当時は、ASAといっていた)、一枚撮っては巻き上げレバーを操作(モードラ使わなければ)、といった時代であったが、それもまた、今から思えば、楽しからずや。
シャッターチャンスに全く対応出来ないシステムであった。今のシステムと比較すれば。
でも、写真を撮った、という充実感が大きかった時代であった。今はなにか、カメラやレンズに撮らされているようなところが有るようなないような。
フイルム時代は、むやみやたらとシャッターを切るわけにはいかず、ワンショットの価値が、今のデジカメより遥かに大きかったように思う。
デジカメ時代となり、ワンショットの価値がかなり落ちてきた。高速連写だ、深度合成だ、オートブラケットだ、プレキャプチャーだ、となってしまった今は、ワンショットの価値がかなり暴落、下手な鉄砲、数打ちゃ当たる、となってしまったように思い、反省することしきりである。

 とか思いながら、撮ったうちの一枚。
マクロレンズでの接写なんで、久方ぶりにマニュアルフォーカスで撮った。
マニュアルでピント合わせをしていて、ああ、なんて今は贅沢なシステムを使っているのだろうか、とふと思った次第である。

 一回クリックすると、大きな画像となります。さらにクリックすると、もっと大きくなります。
まあ、かつてのシステムでは、ここまで大きく引き延ばすに耐える写真を撮れてなかった訳で、そういうことを考えると、写真の楽しみ方が増えてきたとも言えます。後でいろいろと現像で弄くる楽しみも出来ましたし。
失った物は大きいが、得た物も大きいのか?

2019/11/10 広島県にて撮影
OM-D E-M1X / ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro












  1. 2019/11/10(日) 23:59:58|
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